腰痛に効果的な足のツボ3選。ツボを使ったセルフケア方法もご紹介します。

腰痛

●はじめに

「立ったり座ったりすると腰が痛い・・・。」

「朝の寝起きにベッドから起き上がるときに腰が痛い」

「長時間デスクワークをしているとだんだん腰が辛くなってくる」

生活の色々な場面で腰痛は顔を出すので、本当にお辛いですよね。

私自身も以前に腰を痛めたときには、床に落ちたものを拾うのも一苦労で、大変な思いをしました。

今回のブログでは、腰痛の改善が期待できるツボとセルフケアについて書かせて頂きました。

腰痛でお悩みの方には、今回のブログを見て頂くとお悩みが解決できるかもしれません。

●「ツボ」ってどういうもの?

「ツボ」と聞いて、どのようなイメージを持たれるでしょうか?

テレビのバラエティ番組で、足つぼマッサージをうけて芸能人が痛みに悶えているシーンを思い浮かべる方も多いのではないでしょうか?

某漫画のように押すと爆発するようなイメージをお持ちの方もいるかもしれません。

私も鍼灸師の資格を取るために専門学校へ行く前は、そのようなイメージしかありませんでした。

ツボは全身に361個あると言われています。

東洋医学では、ツボを刺激することで「気」の流れを調整し、体内のバランスを整えると考えられています。

ツボは全身くまなくあり、それぞれのツボによって効果効能が違います。

我々鍼灸師は、鍼やお灸を使ってツボを刺激し、治療を行います。

その仕組みは現代医学でも全ては解明されておらず、不思議な部分がある事も確かです。

しかし、実際に効果があるからこそ現代でも淘汰されずに残っているのだと思います。

●腰痛に効果的なツボのご紹介

鍼灸師は鍼やお灸を使ってツボを刺激し治療しますが、日本には古くから按摩マッサージ指圧師という指でツボを刺激する方もいます。

今回ご紹介するツボは、指で刺激するだけでも効果があるので、ぜひセルフケアにご活用ください。

・委中(いちゅう)

委中(いちゅう)は、膝を曲げる時に出来るシワの真ん中にあるツボです。

腰や背中の痛みに効果的です。

床に座って片足を曲げ、膝を後ろから両手で包み込むようにして持ち、親指を使うと押しやすいです。

・崑崙(こんろん)

崑崙(こんろん)は、外くるぶしとアキレス腱の間の窪みに取ります。

急な腰の痛みや坐骨神経痛に効果があるとされています。

ツボの下を血管が通っているため、血流の改善が期待でき、むくみの解消などにも効果があります。

・復溜(ふくりゅう)

内くるぶしの一番高いポイントから、指3本分上で、アキレス腱側に行ったところに取ります。

足腰の血流改善が期待でき、慢性的な腰痛にも効果があります。

背中のはりや足のむくみに対しても効果が見込めるツボです。

・ツボの押し方

自分でツボを押すときに意識して頂きたいのが

「少し痛いけど痛すぎず、気持ち良いくらい」

という痛気持ちいいくらいの強さです。

ツボを押すときは、グイグイと押したりはせずに、じんわりと5~10秒くらいをかけてゆっくりと押してあげます。

押しながら少し円を描くようにしてあげるのも効果的です。

くれぐれも強く押しすぎず、柔らかい刺激を入れてあげる様に意識してみてくださいね。

●まとめ

今回は腰痛に効果的な足のツボを3つお伝えさせて頂きました。

床に座ると手が届きやすく、楽な態勢で押してあげることが出来ると思います。

ぜひセルフケアにご活用いただけましたら幸いです。

しかしながら、今回のセルフケアを継続してもなかなか改善が見られないケースもございます。

そのような場合は、我慢せず専門の医療機関にご相談ください。

今回のブログが腰痛でお悩みの方のお助けになりましたら幸いです。

最後までお読みいただきありがとうございました。

監修 柔道整復師・鍼灸師 苗村拓哉

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