●はじめに
「朝起きると腰が痛くてすぐには動けない」
「仰向けで寝ると腰が痛いのでどうしても横向きになってしまう」
そんな方は意外と多いのではないでしょうか?
早く起きて仕事の準備や家事をしなければいけないのに、なかなか動くことが出来ないのは本当にお辛いですよね。
寝る態勢もご自身が一番リラックス出来る姿勢が本当は一番望ましいと思います。
今回のブログでは、仰向けに寝たときに腰に痛みが出る原因と、タオルを使った簡単にできる対処法について書かせて頂きました。
今回のブログが腰痛でお悩みの方のお助けになれば幸いです。
ぜひ、ご一読ください。
●仰向けで寝ると腰が痛いときに考えられる原因
仰向けで寝ると腰の痛みが出る人には様々な原因が考えられます。
・反り腰
仰向けになると腰が痛い方の多くに共通しているのが「反り腰」です。
反り腰とは、イラストの様に腰が反ってしまっている状態の事です。
原因としては
1.背中の筋肉の緊張
2.腹筋が弱くなっている、使えていない
3.太ももの前側や股関節の前側の筋肉の硬さ
などが考えられます。
仰向けで寝ることによって股関節が伸ばされ、更に反り腰が強調されることによりベッドとの間に隙間が出来、腰痛が強まります。
・脊柱管狭窄症
「脊柱管狭窄症」とは、腰椎の後ろにあり神経の通る「脊柱管」が狭くなってしまう症状です。
脊柱管狭窄症の方は腰を後ろに反る事により痛みや足のしびれが強まります。
仰向けに寝ることにより股関節が伸ばされ、腰に反る力が加わることで腰痛に繋がります。
●タオルを使った対処法
タオルを使った対処法をご紹介します。
1.バスタオルを2~3枚用意する
2.タオルを1枚丸めて、その上から重ねる様に巻き重ねる
3.出来上がったタオルを膝の下に入れる
タオルがなければ、座布団やクッションで代用する事も出来ます。
バスタオルを巻かずに何枚か重ねて、腰の下に入れたほうが痛みが減る方は、その様にして頂いても大丈夫です。
●まとめ
今回のブログでは、仰向けに寝る時に腰が痛い原因と、タオルを使った対処法についてご紹介させて頂きました。
寝る時の腰痛にお悩みの方のお助けになりましたら幸いです。
今回の対処法をご活用頂いても痛みの軽減が乏しい場合は、他に原因が隠れていることもあるため、我慢をせずに専門の医療機関にご相談下さい。
最後までお読みいただきありがとうございました。
柔道整復師・鍼灸師 苗村拓哉
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