【デスクワークでのつらい肩こりの原因と、ツボを使った対処法】

肩こり
Asian young woman suffering from stiff shoulders at desk work

●はじめに

デスクワークで長時間パソコンに集中していると、肩が重い、腕を回したくなる。
そんな状態になっている方も多いのではないでしょうか?

肩こりというのはほとんどの人が人生で1度は経験したことのあると思います。

常に肩が重かったり、時には頭痛や吐き気に繋がってしまう事があったりと本当にお辛いですよね。

そんな状態ではなかなか集中できず、仕事も捗らないと思います。

そんな方々に向けて、今回は肩こりの原因と自分でも出来る簡単な対処法についてブログを書かせて頂きました。

今回のブログが、肩こりにお悩みの方のお役に立てましたら幸いです。

●肩こりの原因とは?

・不良姿勢

デスクワークをしているときの姿勢は肩こりの原因の1つです。

何時間もパソコンの画面に集中していると、知らず知らずのうちに姿勢が悪くなってしまいます。

とくに文章を読むときや細かい数字の入力を行うときには、無意識に画面に顔を近づけてしまうので背中が丸くなってしまいがちです。

すると、頭の重さを首や肩の筋肉で全て支えなければならなくなり、大きな負担となります。

・長時間動かないことによる血行不良

デスクワークでは、何時間もじっと動かずにパソコンと向き合うことも多いと思います。

長時間座ったまま作業していると、だんだんと血液の流れが悪くなります。

筋肉が伸び縮みする事が少なくなるため、下半身の血液が停滞し、むくみの原因にもなります。

動かないことに加えてオフィスの空調の影響を受けてしまい、身体が冷えることにより筋肉が硬くなってしまう事も肩こりに繋がりやすいです。

・目の疲れ、眼精疲労

多くのデスクワーカーの悩みごとの1つ、眼精疲労も肩こりと関係があります。

長時間モニターに集中することで目のピントを合わせる筋肉が疲労します。

ピントを合わせる筋肉や目に入る光の量を調節する筋肉は交感神経、副交感神経と呼ばれる自律神経が支配します。

そのため筋肉だけでなく神経の疲労も加わり、肩こりが強くなります。

●座りながら自分で押せる、肩こりや眼精疲労に効果的なツボ3選!

・合谷(ごうこく)

合谷(ごうこく)は様々な効能のある、有名なツボです。
よくテレビなどでも紹介されていますね。
見えやすく触りやすい位置にあり、デスクワークをしながら簡単に押してあげることが出来ます。

合谷は肩こりや眼精疲労だけでなく、頭痛、歯痛など、幅広い症状に効果が期待できる万能ツボです。

「合谷の場所と見つけ方」
手の甲側、親指と人差し指の骨が交わる部分から人差し指側

親指と人差し指の骨が交わる所から人差し指の骨に沿って指先の方向へ滑らせていくと、ゆびが止まるところがあります。

ここが合谷です。

・手三里(てさんり)

手三里(てさんり)も前腕にあるので反対の手で簡単に押すことができます。
頚や肩の症状だけでなく、お腹の調子が悪いときなどにも効果が期待できます。

「手三里の場所と見つけ方」
肘を曲げた時にできるしわから手首に向かって指3本分のところ

肘を曲げるとしわが出来ます。
そのしわに手をあてて手首の方へ滑らせると、凹んでいたり指が止まるところがあります。

指1本でやると見つけるのが難しいので、3本~4本並べて面で探してあげると分かりやすいです。

・攅竹(さんちく)

攅竹(さんちく)は眼精疲労に特に効果が期待できます。

私自身も昔から目が悪く常にメガネ生活なので、セルフケアに良く活用しています!

「攅竹の場所と見つけ方」
眉毛の内端の少し下、鼻の付け根付近のくぼみ

眉毛の内端に指をあてて少しだけ下に滑らせるとくぼみに触れると思います。

攅竹は軽めの力で押すと目の周りや鼻の方にジワーッっと広がるような感覚を得られると思います。

目に近く刺激に敏感な場所なので、優しく探すようにしてみてくださいね。

ツボはどうやって押す?

・自分の指

自分の指で押すのが一番お手軽でやわらかく、刺激の強さも調整しやすいです。

通常、ツボは押すと痛みや重い感じが出ることが多くあります。

そのため、あまり強い力を使わずに軽めの力でじんわりと押してあげることが効果的です。

ツボを刺激しようとするときに先の尖ったものでグイグイ押そうとする方がいますが、それは体にとって負担となってしまいます。

指で押す場合、基本的には親指を使うことをオススメします。

この時に注意することとしては、指を立てて爪先で押さずに、指を寝かして指のお腹の柔らかい部分でで押してあげることです。

指先を使うと刺激が強くなりがちですし、指腹のほうが感覚に優れているのでツボまわりの筋肉の状態がよくわかります。

・つまようじ

また、つまようじを10~15本ほど束ねてツボの周りを軽くトントンと叩いてあげるのも効果的です。

同時に沢山の点から刺激が入り、血流改善に効果が期待できます。

これも指で押すときと同様に、強くやりすぎないことが重要です。

ただし、今回であれば「攅竹」のように目の近くなどのツボを刺激するのは危険なので、腕や足のツボを刺激するときだけにしてくださいね。

・ドライヤー

直接刺激するのも良いですが、ドライヤーで温風を当ててあげるのも良いです。

これも近くで長時間当てすぎて火傷をしないようにご注意くださいね。

どの刺激方法も目的は血流を良くすることです。

過ぎたるは及ばざるが如しと言いますし、やりすぎは禁物です。

気持ち良い、心地よいと感じる範囲で抑えるようにしましょう。

●まとめ

今回のブログではデスクワーカーの肩こりの原因と、対処法としてセルフケアを行いやすいツボを3つご紹介させて頂きました。

ツボを押すことにより、筋肉や神経に刺激が入り、辛い肩こりの軽減が期待できます。

お仕事の合間にも気軽に出来るセルフケアですので、ぜひご活用ください。

しかし、セルフケアを続けても改善が乏しい場合があります。

その場合、別の所に原因が隠れている場合もあります。

無理に我慢をせずに、そのような時には専門の機関を受診することも大切です。

今回のブログがデスクワークでの肩こりに悩む方のお役に立てれば幸いです。

最後までお読みいただき、ありがとうございました。

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